義足紹介(日常用)

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自分の体の一部ともいうべき義足を紹介します。
左股義足、です。

 
股義足は樹脂でできたソケットを腰に巻いて、マジックテープのベルトを締めて体に固定します。
腰から下の大きさなのでほぼ下半身です。
まずは普段日常生活で履いてる状態から。
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義足の本体は骨格構造といってパイプと部品で構成された骨組みだけなのですが、それではパンツ履いた時にぺたっとなってしまうので人の体のラインに近づけるためスポンジの外装を履かせています。
肌色のストッキングを履かせている人が多いですが、自分は黒のレギンスを根元から切って履かせています。肌色で人の体の色に近づけるより、むしろ明らかにタイツ履いてるとわかる方が自然に見えるかな?という理由です。


パンツ履いた状態ではこんな感じです。
ソケットは「できる限り小さく!」と装具士さんにリクエストしている(というより、ほとんどそれしかリクエストしていません)ので、股義足としてはかなり小さく仕上げてもらっていて、結構タイトなパンツでも履けます。
最近は陸上のおかげで健足が太くなってしまって、ソケットの腰回りより健足の太さでパンツのサイズを選んでる感じです。。。

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義足の中身を紹介していきます。
外装を外したむき出しの状態です。

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特に重要なものでは、以下の部品を使っています。
・股継手:7E7(Ottobock)
・ターンテーブル:M0681(今仙)
・膝継手:3R80(Ottobock)
・足部:バリフレックス(Ossur)

これ、かなり不安定な構成です。
一本目の義足はもっと安定性の高い部品を使っていましたし、一本目としてはそれが適していたと思うのですが、義足を履いて生活する中で義足を操る技術も向上し、より活動度が高くより自然な動きができる構成を装具士さんと話し合った結果、この構成になりました。

さらに詳しく見ていきます。
ソケットの中。

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マニアックですね。
使い込んでる感が出てますね↑
底の部分に坐骨を乗せて座るような形で体重を支えているのですが、ぴったりフィットするように坐骨の形に合わせてすり鉢状にパットが敷かれています。
そして縁の部分は腰骨に引っかけて体の動きについてくるように大きくせり出しています。
股義足はこの坐骨と腰骨のフィット感が命だと思います。

ちなみに、履いててどんな感じかというと「バーなんかにある高い椅子に半ケツで座ってる感じ」です。伝わるでしょうか。。。

そして最後に後ろから。

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ここまでご紹介させて頂いたように高度な技術で制作されている義足ですが!
後ろで外装を止めているのはなんと100均でも買えるヘアゴムですw

強く張ると脚が前に出なくなってしまうので、あえてダルダルにたるませています。


義足紹介、こんな感じでしょうか。
普段会う方々、こんなの履いてるんですよ!

なお、これは一例で自分の断端の状態や現在の運動能力ではこれが適していると思いますが、全ての人に当てはまるわけではないことはご承知ください。

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