リオパラリンピックも後半戦に突入!
9/14-16(現地時間)の切断・機能障害クラス(T40台)、日本選手の活躍をご紹介します。
T47女子400mでは、辻選手が切断・機能障害クラスで日本女子史上初となるパラリンピックでのメダル獲得となりました!
また、T42 100m山本選手、T44 200m高桑選手、T47 200m辻選手と予選を勝ち上がり決勝進出、入賞を果たしています。
世界のレベルは上がり続けていると感じます。
その中で引き続き力を出し切ってきてほしいと思います!
▪︎T47 女子 400m 決勝
辻 沙絵 1:00:62 3位
辻選手、得意の400mで銅メダル獲得!
ハンドボールを辞め、陸上に転向したことにはいろいろな思いがあったのでしょう。
メダル獲得後、インタビューでは涙を見せました。
切断・機能障害クラス(T40台)日本女子、史上初のメダル獲得となりました。
ハンドボールから陸上競技に転向してまだ1年半、まだ21歳という若さです。
「パラリンピックは輝いていた。夢のような瞬間だった」と語る辻選手。
残りの200mでも力を出し切って欲しいところです。
▪︎T42 男子 100m
山本 篤
予選 12’87 8位 決勝進出
決勝 12’84 7位
予選
決勝
予選の8位から順位を上げ、7位入賞です!
近年レベル向上が著しいこのクラスで結果を残しました。
残るは金メダルを狙う走り幅跳び。
いい状態で臨んでもらいたいと思います!
▪︎T47 男子 走幅跳
芦田 創 6m52 12位
今季世界6位の芦田選手でしたが、12位でした。
本来であれば決勝に進む実力を持っているだけにこの結果は悔しいものだったと思います。
リレーで銅メダルを獲得した嬉しさ、幅跳びでの悔しさを経験することになりました。
悔しさが自分を強くしてくれると信じていると話す芦田選手。
まだ若い選手、4年後さらに強くなった姿に期待したいと思います。
▪︎T44 女子 200m
高桑 早生
予選 28’77 8位 アジア新記録
決勝 28’88 7位
予選
決勝
高桑選手、予選でアジア新記録をマーク、決勝では予選から順位を上げて7位となりました!
トラック競技を得意とする高桑選手。
100mに向けていい状態のようです。
自己ベスト更新、決勝進出に期待です!
▪︎T47 女子 200m
辻 沙絵
予選 27’99 7位 決勝進出
決勝 27’97 7位
予選
決勝
辻選手、200mでも決勝進出7位で全競技を終えました。
100m、銅メダルを獲得した400mと出場3種目すべてでの決勝進出。
すばらしいです。
「もっともっと速くなりたい」と辻選手は話します。
すでに辻選手は4年後を見据えています。
大会も終盤。
日本代表選手の残りの競技です。
T42 女子100mは大西選手、前川選手。
T42 男子走幅跳では今季世界新記録をマークした山本篤選手が金メダルを狙います。
この競技では今季世界新記録が抜きつ抜かれつの状態。激戦が予想されます。
T44 女子100mは高桑選手、中西選手。
そして、T44 男子 走幅跳では自身の持つ世界記録8m40が、リオオリンピックの金メダルの記録8m38を上回るマルクス・レーム選手が登場。
オリンピックの記録を超えるか?
最後まで注目の競技が続きます。
選手の皆さんが力を出し切ってくれるよう、応援しています!