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あらゆる動作においてスムーズに義足を操るためには、義足に体重をしっかりかけることが重要です。
そこで、義足に体重をしっかりかけるために自分がやっている練習方法をご紹介します。
(これは練習のために大袈裟な動きをしていて、綺麗に歩こうとはしていません)
姿勢は地面に垂直な「面」をキープしたまま可能な限り義足を後ろに残し、つま先までしっかり体重をかけます。
普通に歩く時とは違ったかなり大げさな動きですが、この動きで「義足に体重をかける」感覚をつかんでいって頂ければと思います。
連続写真で詳しく見ていきます。
姿勢は地面に垂直な「面」をキープしたまま大きく健足を踏み出し、可能な限り義足を後ろに残します。
腹筋背筋でしっかり姿勢をキープしてください。
さらに義足を体の後ろに残したまま粘り、体を前に進めます。
普通に歩いている時よりかなり後ろまで義足が残っていますね。
この時、義足のつま先に体重がしっかりかかっています。この感覚をつかんでください。
体勢をキープできなくなるまで粘ってから、かかっている体重を義足から解放して健足に移すと、膝が曲がって義足が地面から離れます。
この「義足から体重を解放し、健足に移す」感覚も非常に重要です。
しっかり義足に体重が掛けられていると、かなり強い勢いで脚が出てきます。
綺麗に歩くことが目的ではありませんが、姿勢をキープすることは意識してください。
繰り返しになりますが、「義足に体重をかける」ことは義足を操る基本で、あらゆる動きに活用できます。
今回ご紹介させて頂いたのは、そのための動き作りの一例で、参考にして頂ければと思います。
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コメント
ありがとうございます。すごく参考になります。
何も持たずにやるのが難しければ、平行棒に手を添えてみるなど、気をつけてくださいねー。
大事なのは「義足に体重をかける」感覚をつかむことです。
あとひとつ。普通に歩くのより、例えば二三歩小さく、しかも向きを変えながら歩く、という動作の方が難しいような気がするのですが(義足を小さく前へ出すことが)、そういう形の練習はどうしたらいいのでしょう。