第20回 日本義肢装具士協会学術大会(その1)。途上国向け義足について。

第20回 日本義肢装具士協会学術大会で沖縄に行ってきました。
 

去年から参加している団体、D-Leg(※)の展示と代表遠藤謙の講演があり一緒に参加することになりました。

※D-Legとは。。。

MIT D-lab、MIT MediaLabからスピンオフしたNPO法人(準備中)。
世界の義肢装具技術の開発や普及、義肢装具制作プロセス・リハビリ・サービスの改善を目指す。
途上国のエンジニア、デザイナ、医者、理学療法士と協力し、安価で高機能な義肢装具の開発やその普及を行っている。

【2017/01/01 追記】

現在D-Legは株式会社Xiborgとして形を変え、活動しています。

Xiborg

成田から朝早くの飛行機で沖縄入り、の予定だったのですが…
目覚ましから2時間の大寝坊。

起きたら出発時刻まで2時間、しかも成田発!

という絶対絶命のピンチでしたが起きて30分で家を出発、最終搭乗手続きぴったりに間に合い、ことなきを得ました。
2013年、最大の頑張りを見せたと思います。

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節約のため、ジェットスター便です。
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そんなこんなで沖縄到着。
心なしか空の色が東京とは違う気がしますね。

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会場は沖縄コンベンションセンター。
各種演題の発表と、会場内では義肢装具メーカーなどのブースが展示されています。

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D-Legの展示ブースです。
他のメーカーさんのブースに比べるとかなり異色な展示ですw
途上国への義足普及活動の一環としてインドのジャイプールフットで作った義足や、ロボット義足のサンプルが展示されています。
真ん中あたりにあるのが、自分用にジャイプールフットで製作して頂いた股義足。
まだまだ改善の余地があり、履くとめちゃくちゃ痛いし、股継手も膝継手もただの蝶番で、歩けはしますが恐ろしく膝折れするのであまり履きたくはない、というのが本音であります↓

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 ブースでD-Leg代表、遠藤謙と。

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会場内にはメーカーさんの新製品などが展示されていて、体験もできるので、それを見て回るのが学会の楽しみです。
もはや「趣味:義足」と言ってもいいほど義足好きなので。

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今回、特に興味があったのがottobockの新製品で油圧が入った股継手、7E9。
股継手はあまり選択肢がない中、新製品が発表されるのは珍しいことです。
こちらは会場で試すことはできませんでしたが、いずれ試してみたいと思います。

一日目の最後は、遠藤の講演。
テーマは「ロボット義肢と適正技術」。

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ロボット技術を使った最先端の義足の研究から、発展途上国への普及を見据えた活動など、既存の考え方に捕われないアプローチと幅広い内容で、聴衆の方の関心を集めていました。
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そして懇親会は、第20回の記念大会ということで、なんとディナークルーズ、沖縄料理を満喫です↑

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自業自得でバタバタしてしまった一日目。
二日目に続きます。