SE(システムエンジニア)ってなにする人?あんまりわかってもらえないのでざっくり説明します!

私、SE(システムエンジニア)です。

仕事のこと。システムエンジニアやってます。
これまで、ほとんど仕事のことについて触れてきませんでした。 とはいえ、以前の投稿の中でも触れたとおり、普段の生活の中で義足のことはほとんど...

なにやってるのか、仕事の内容がわかってもらいづらいのはつねづね感じているんですが、天下の日経さんがこんな記事を出してくれました。

ますます訳が分からない、SEはいったい何をする人?

…SEの自分が読んでもまさに「ますます訳が分からない」

ほんとに何をする人かわかってもらう気ある?って感じなんですよ。

一方、こんな調査を見つけました。

中高生のなりたい職業、男子はITエンジニア・女子は芸能人が人気 「YouTuber」は年齢による違いも

中高生のなりたい職業(男子)は「1位:ITエンジニア(=SE)」

「2位:ゲームクリエイター」、「3位:Youtuberなどの動画投稿者」あたりが時代ですねー。

うん、SEはゲームクリエイターやYoutuberよりは生計立てやすいかもしれない。

俺たちの時代がきたって感じですよ。

『逃げ恥』の津崎さんがSEでいい人だったからかもしれない。(逃げ恥見てないけど)

そこで、今一度みなさんにわかってもらいづらいSEのお仕事をわかってもらうために、自分なりに説明してみようと思います!

(※だいたいの仕事内容をわかってもらうために、あえて超ざっくり言ってます)

SEってなにをやってる人?

SE(システムエンジニア)の仕事は文字どおりシステムを作ることです。

生活に身近なシステムの例でいえば、SNS、ネット通販、旅行の予約サイト、ATM、銀行のネットバンキング、公共料金の請求なんかもシステムです。

もはや生活のあらゆる部分にシステムは入り込んでいて、使わない日なんてないと思います。

ネットそのものもシステムの集合体みたいなものですし。

ざっくりいってしまうとSEはシステムを作るのがお仕事なんですが、その仕事内容が幅広すぎるぐらい幅広いことや、その仕事内容ごとに呼び方を細かく分けたりされるのでIT業界の人ではない人は混乱して、「SEって何やってるのかよく分からない」ってことになるんでしょうね。

私はIT業界以外の人に説明する時にはまとめて「SE」でいいじゃんって思ってますし、ここではSEで統一します。

システムってどうやって作るの?

では、SEの仕事であるシステムを作るってどんなことをするのか。

ざっくりいうと、システムを作る手順はこんな感じ。

1.なにを作るか決める
2.どうやって作るか決める
3.作る
4.ちゃんとできてるかテストする
5.オープンする
6.オープン後の面倒をみる

大きく分けたつもりが6つになってしまったけど、こんぐらいにはなるぞ、ってことでいきます!

1. なにを作るか決める

まずやるのは「なにを作るか決める」ことで、「要件定義」っていいます。

システムを作るのは注文住宅を建てることに似てます。

今回も注文住宅を例えに説明していきますね。

「なにを作るか決める」は家でいうと、「2階建て」「4LDK」「オール電化」「庭」「オープンデッキ」「風呂」「トイレは一階と2階」などを家を建てたいお客さんと相談して詰めていくことです。

例えばネットバンキングのシステムで言えば、「残高照会ができる」「入出金の履歴が見れる」「振込ができる」「定期預金ができる」とか、システムにどんな機能をつけるかお客さんと決めていきます。

ここでは「これを作ります」という文書を作ってお客さんと合意できればだいたいOKです。

2.どうやって作るか決める

なにを作るかを決めたら、どうやって作るかを決めることで「設計」っていいます。

家を建てる時には建築士の人が設計図を書いて、どんな素材で作るか、どんな壁紙にするかするかを決めたりします。

それと同じように、SEはシステムの設計図を作ります。例えばネットバンキングの画面はこんなデザインで、このボタンを押したらどんな処理がされて次にこの画面にこんな情報が表示される、というようなことを細かく決めていきます。

「設計」では「こうやって作ります」という設計書をお客さんに見てもらってOKがもらえればそれでOK

3. 作る

設計図に従って実際にものを作っていく段階で、「実装」っていいます。

家の例でいうと、設計図どおりに職人さんが家を建てる作業のことですね。

システムでいうと、設計書どおりにプログラムをがしがし作るのがここ。

これが一番わかりやすくてイメージしやすいところかと思います。

4. ちゃんとできてるかテストする

作ったものが、お客さんと決めた「これを作ります」という約束や、「こうやって作ります」という設計どおりにちゃんとできてるか確かめるテストをするところです。

家で言えばちゃんと図面どおりに、指定した素材でできてるか確かめたり、家傾いてないか、水が出るか、水漏れがないか、電気がつくかとか、確かめるようなことです。

システムでいえば、お客さんと約束したものが設計どおりに動くか、実際に動かして試します。

システム開発ではテストする項目は想像を絶するほど多く、細かくテストします。

ここでちゃんとテストできてないと、使いはじめてからトラブルになったりするので。

テストして、これでオープンできる!って状態のシステムができればOKです

5. オープンする

システムをオープンして、使いはじめてもらうことです。

家の例でいえば、お客さんに引き渡して実際に住みはじめてもらうことにあたります。

システムをオープンして、お客さんに使いはじめてもらうことです。

考えうる限りのテストは万全にしてオープンを迎えるものですが、予想がつかないことが起こってトラブルになってしまうことはたまに(?)あることですね。

最近では、huluが新しいシステムのオープンでトラブルを起こしちゃいましたね。

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システム屋さんとしては震えます。ほんとに。

6. オープン後の面倒をみる

システムはオープンしたらそれで終わりというわけではなく、むしろオープンしてからが本番です

オープンしてからも機能を追加するバージョンアップの要望は出てきますし、予期しないトラブルが起こることもあります。

そんな要望に対応してシステムの面倒を見続けることを「保守」といいます。

システムを作り上げるためにいろんな役割の人がいます

システムを作る流れをざっくりと説明させてもらいましたが、システムは大きいものはとんでもなく大規模で、数百人が数年かけて作るぐらいの規模も珍しくありません。

これは超巨大プロジェクトですが…

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そんな規模の開発をするためには、いろんな役割の人がいます。

実際に設計などを担当するエンジニアや、開発プロジェクトの管理をするプロジェクトマネージャー、開発チームをまとめるチームリーダー、プログラムを作るプログラマーなどいろんな役割の人がいて、「SE(システムエンジニア)」にどこまで含めるか範囲はあいまいです。

だからSEってなにをやってるのかわかりづらいんですよね。

自分の中ではざっくりシステムを作る仕事をしている人をまとめてSE(システムエンジニア)でいいんじゃないか、と思ってます。

いかがだったでしょうか。

ざっくりでもSEがなにやってる人なのかわかっていただけたのなら幸いです。

それでは、また。

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