年々、義足の感覚が鋭くなってきています。
今では、おおよそ義足のどこに加重がかかっているか、義足がどこにあってどんな状態か感じられるようになってきました。
今では、おおよそ義足のどこに加重がかかっているか、義足がどこにあってどんな状態か感じられるようになってきました。
義足をさわられたときも、だいたいどのあたりをさわられたかわかります。
これは自分だけでなく、同じようなことを言っている義足ユーザーもいます。
断端から伝わってくる感覚が自分の神経とつながっているような感覚。
幻肢というものに近いのかもしれませんが、足先までの感覚と義足を重ね合わせて義足を感覚のとおった自分の脚としてイメージしています。
「義足に神経をとおす」と自分は表現しています。
臼井さんが言う「血がかよう義足」とはこういうことなのかもしれません。
絵心のなさに軽く絶望しますが、「義足に神経をとおす」とはこんなイメージです。
(青部分が義足だと思ってください…!)
(青部分が義足だと思ってください…!)
これは義足を操作するために重要な感覚だと思っていて、今でも義足を履いたときに目を閉じて義足の足先まで神経をとおすイメージトレーニングをすることもあります。
歩いているときには義足が今どこにあって、どこに加重がかかっているのか。断端から伝わる感覚を義足と重ね合わせることで自分の脚を動かしているイメージです。
実際、そのイメージがうまく重なった時、自分の脚で歩いているように感じることができていますし、そういう時はうまく歩けていると思います。
思うように歩くのが難しい方は、義足の足先まで神経をとおすイメージをしてみてはいかがでしょうか。
なれないうちは難しいかもしれませんが、意識して続けることで身につけられるものではないかな、と思います。
なれないうちは難しいかもしれませんが、意識して続けることで身につけられるものではないかな、と思います。
義足に神経をとおす。
だまされたと思ってお試しください。
このとき脳がどんな状態になっているのか、すごく興味があります。
一度調べていただきたい。
コメント
これが、幻肢痛と関わっていると思われますね、
上手く利用すれば、幻肢痛の解消になるかもしれませんね。
幻肢痛に近い現象ではあるかも知れませんね。
痛みはまた別物だと思っていますが、なんらか関わりはあるかもです。
脳調べてもらいたい…
「義足に神経をとおす」イメージの絵は、まさしく健常者になれた感触や状態の事だと思います。
皆さん言われる通り、幻肢痛と密接な関係かもしれません。