断端に傷ができてしまったら?ー対処と予防策

義足を使っている以上、断端に傷ができてしまうことはどうしてもあります。
痛いし、義足をうまく操作できずに歩きづらかったり、痛いのをかばって別のところを痛めてしまったり、変なくせがついてしまったり憂鬱になりますよね…
 
そんなときは義足をなるべく履かずに傷が治るのを待つのが一番なのですが、そうも言ってられないので、傷ができてしまったときの対処と予防策について自分がやっていることを紹介します。
 
■対処
自分が傷ができるのは主に断端の坐骨部分と、健足側のソケットの端です。
傷は固いソケットが地肌が当たって擦れてできることが多くて、またソケットが当たると痛いし傷も治りづらいので、痛いときにはハンカチなどの布をソケットが擦れている部分に当てて、直接ソケットが肌に擦れないようにしています。

坐骨部分。
20160612_111551120_iOS

健足側ソケットの端。
20160612_111715023_iOS

あくまで応急処置で、何度も傷ができるようであれば調整して根本的に傷ができないように対処してもらうのが良いと思います。

■予防策
擦れて傷ができやすい場所には、絆創膏を貼って傷ができないようにしています。
使っている絆創膏がこちら。
20160612_111810148_iOS
大きくてカバーできる範囲が広く、摩擦や水にも強いのでおすすめです。
だいたい数日はもちます。
傷ができてしまったときにもこの絆創膏を使っています。

傷ができてしまうといいことは一つもないのでできれば防ぎたいですし、できてしまったときにはできるだけ痛くないように工夫しています。
みなさんもいろいろ工夫してみてください。
また、何かいい対処法が予防法があれば教えて頂ければ幸いです!