「股義足日常動作:歩く」動画で解説!

今までほとんど陸上やイベントなど非日常なことばかりだったので…
そろそろ日常生活や股義足の日常動作について書きます!

第一弾は日常動作の基本、「歩く」。

こうやって歩いているという1ユーザーの例としてご覧ください。
 
履いている義足についてはこちら→義足紹介(日常用)
 
スローモーションにするとこんな感じです。
 
意識しているポイントは、
・体全体を前に移動させて、義足は勝手についてくるイメージ
・腰は振らずに固定
・体は地面に垂直をキープ
・前が健足、後が義足の時、義足のつま先まで体重をかけること
です。
 
下の画像を見るとポイントを意識した結果、背筋は伸びて体のずいぶん後ろまで義足が残っていますね。そうすると、つま先にしっかり体重がかかってスムーズに膝が曲がります。
20130602_01
 
股義足は腰を振って脚を振り出すと言われているのですが、自分はむしろ腰は固定して体全体の重心移動で歩くイメージを持っています。

そして何より重要なのは「義足を信じて乗ること」です。(最初の頃は怖いですが…)
 
最初は、動画でお見せしたような歩きはできませんでした。
リハビリに加えて4年間の日常生活の中で向上した部分が大きいです。
また、今の歩きが限界ではなく、向上する余地はあると思っています。
 
 
これからも、よりいい歩きを追求していきます!
 
 
 

コメント

  1. MC より:

    三月に右足を股離断。
    いまだ入院中ですが、股義足の情報が得られず不安に思っていました。
    日常の動作の動画は非常に参考になりますし、励まされます。
    よろしくお願いいたします。

  2. 野田 隼平 より:

    MCさん、
    コメントありがとうございます!
    自分もかつて、同じように股義足の情報がなくて不安だらけでした。
    それがこのブログを始めたきっかけでもあります。
    同じ股義足の方に見てもらって、いいイメージを持っていた頂けたのならこれほど嬉しいことはありません。
    これからも日常動作や義足生活の知恵?などもアップしていくので参考にしてくださいね!

  3. MC より:

    野田さん コメントありがとうございました。私の方も細々とブログをやっています。
    もしよろしかったら、ご訪問下さると嬉しい限りです。
    http://hemophilia.at.webry.info

  4. 野田 隼平 より:

    MCさん、
    ブログ拝見しました。
    「達人」とはちょっと恥ずかしいですが、
    良いイメージ持って頂けたのなら嬉しいです!
    よく読ませて頂きますね。
    ありがとうございました!

  5. MC より:

    野田さん
    ブログ訪問ありがとうございました。
    少しでも私たちの病気のことを知ってもらい、僕の場合はあわよくば義足の情報もGETしたいと考えて書き始めました。今後ともよろしくですm(_ _)m

  6. INA より:

    こんばんは、初めましてm(__)m自分も股義足を使い始めて一年目のINAといいます。野田さんの歩く動画すごいスムーズに歩いてたのでびっくりしてます!自分はもうすぐ一年経つのですがいまだに片手にクラッチ(杖)を使わないと不安でまずはずさずにいます。野田さんのおっしゃっていたつま先に体重は最近わかってきました。野田さんは最初から杖使わないで歩いていたんですか?

  7. 野田 隼平 より:

    INAさん、はじめまして!
    ありがとうございます↑

    自分は義足リハビリ始めてから杖無しで歩けるようになるまで2ヶ月程度かかりました。
    なかなか杖を手放すのは難しかったのですが、実は杖では体重を支えておらず、不安で頼ってしまっているだけだとPTさんのアドバイスで気付いてからは杖無しで歩けるようになり、退院して日常生活に戻る頃にはまったく杖を使わないようになっていました。

    安心、安全のために杖を持った方がいいと判断される方もおられるので一概には言えないのですが、杖無しを目指されるのであれば安全で足場が真っ平らな屋内から挑戦してみてください!

    くれぐれもお怪我なさらないようお気をつけくださいね。

  8. 佐藤明 より:

    初めまして、私も昨年の九月に右足を股関節から離断しまして、先月から1ヶ月の初心者の股義足ユーザーです。
    クラッチを片手に自宅の周辺を歩きながらリハビリ中で、少しの段差にようやく慣れてきたかなって感じですが、最終的には野田さんのように杖なしで歩くのが目標です。野田さん、MCさん、INAさん、宜しくお願いします。

  9. 佐藤明 より:

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