12月21日(水)22:30〜 NHK総合で「ココがズレてる健常者 障害者100人がモノ申す!」という特番の収録に参加してきました。
さまざまな障害を持つ障害者100人が、日ごろ感じていることをぶつけていくというめちゃくちゃ攻めた番組です。
さすがNHK。
収録の時間がまったく足りないぐらいみなさん普段から思っていることをぶつけ合っていました。
みなさんよく喋る…
お話をいただいた当初は、障害者から「健常者はここがズレてる!」と主張するコンセプトに違和感がありました。
自分は障害者も健常者も分け隔てなく自然に混ざり合っている姿が理想だと思っています。
実際の社会では健常者も障害者も普通にいるわけで。
しかし障害者の声が出てこなかったこれまでの状況から考えると、障害者の生の声を取り上げるバリバラや今回の特番のような機会ができたことは画期的。
こういったところから始まるのだと思います。
また、みなさんの発言を聞いていて思ったのは、「健常者はここがズレてる!」と主張するだけではなくて、理解してもらいたいのであればわかってもらえるように障害者側も歩み寄ることが必要なのかなと。
人と人との関係を築いていこうとすれば、お互いに歩み寄ることは健常者と障害者というくくりに関わらず、必要なことだと思いますし。
自分の発言が放送で使われるかどうかはわかりませんが、障害を持つ人がふだんどんなことを感じているのかを知っていただいて、お互いの理解につながればと思います。
12月21日(水)22:30〜NHK総合 ココがズレてる健常者 障害者100人がモノ申す!
ぜひご覧ください。
コメント
はじめまして。
昨日のNHKの番組、拝見しました。
何気に画面をみていたら「えっ!?野田さん!?」
見た瞬間、嬉しくなっちゃいました!
障害をお持ちの方がテレビで自分の意見を言える事って
なかなか無いと思うので熱気を画面越しから感じました。
短い時間内で詰め込み過ぎの様に感じたので、次回
同じ番組があるのであれば100人ではなく、少し人数を
絞って落ち着いて話が出来る演出であってほしいです。
私が野田さんを知ったきっかけは、主人が病気の為、右脚股関節離断手術
を今年1月にしました。
2月から股義足を使っています。
「股義足」という言葉すら知らなくてパソコンで調べていると
野田さんのブログを見つけました。
「脚1本なくなっても人生が終わった訳ではない。」間違っていたら、すみません。
この言葉は強烈に響きました。主人も同じ気持ちだと思います。
現在は急性期、回復期病院を退院しまして職場復帰をしています。
主人は「野田さんみたいに自然に歩きたい。」と言っています。
コメントありがとうございます!
番組でも見つけていただいて…
あれだけ多くの障害者が集まって主張をぶつけるという企画は、最初の一歩としてはよかったのではないかなと思います。
これまではその声が表に出ることすらなかったわけですから。
1月に切断されて職場復帰されているとはすばらしいです!
普段から「キレイに歩く」という意識を持って歩くことが大事だと思います。
自分もショーウィンドウなどのガラスで歩くフォームはいつもチェックしていますよ↑