「いい部品」とは?

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いま作られる義足はほとんどが骨格構造義足といって、各種部品を組み合わせて作ります。
股義足の自分であれば股継手、膝継手、足部、ターンテーブルが主な部品です。

左上:股継手、右上:膝継手、左下:足部、右下:ターンテーブル
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自分は股義足なのでフルセットですね。
大腿義足であれば膝継手、足部、ターンテーブル。
下腿義足なら足部が主な部品という具合になります。

そこで部品を選ぶわけですが、「どの部品を選べばいいかわからない」というご相談をお受けすることがあります。

 
どんな部品を選べばいいのか。
自分なりに考える「いい部品」についてお話しします。  

義足の部品は比較的安価なものから、高価な膝継手は数百万円するものまでさまざまです。
高価な部品には歩きやすかったり、より安全にするために高度な機能が組み込まれていたりするわけですが、「高価で高機能=いい部品」とは言えません。

なにが良いかはその人、その時々で異なります。
体の状態や義足を扱う技術、活動度、ライフスタイルに合っているものが「いい部品」だと思います。

「高価で高機能」ではなく「安価で安定性が高い」部品がその人にとってより良いケースもあります。
なにが自分にとってよいか、義肢装具士さんや理学療法士さんと相談しながら探っていくしかない、ということになります。

また、そのときどきで状態や義足を扱う技術、活動度、ライフスタイルも変わるので「いい部品」も変わってきます。
自分の場合も最初はなにを選べばいいかわからず、最初の一本(仮義足)の時は「とにかく歩きやすい構成で」とだけ担当の装具士さんにお願いし任せっきりで選んでいただきました。
今思えばあの時の構成は非常にあの時の自分に合った「いい部品」で「いい構成」だったと思います。

それから義足で生活していくなかで義足を扱う技術も向上し、当時と今では使っている部品、構成は大きく変わったものになっています。
今の自分にとっては今の部品、構成がよいと思っています。  

明確な答えがなく申し訳ないのですが、これが実際のところだと思います。
ぜひご自身のその時々の体の状態や活動度、ライフスタイルに合った「いい部品」を探し、見つけていってください。

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