第29回日本外傷学会に参加させて頂きました。
切断した場合の患者の予後を知っておくべきだ、という大会長の新藤先生の思いがあり、一昨年に続いて呼んで頂きました。
今回、会場は北海道。
初北海道上陸です。
学会会場は札幌コンベンションセンター。
大きな会場です。4人の義足ユーザーで「患者目線の医療」というテーマでパネルディスカッション。
パネルディスカッションに出ることは前日の夜初めて聞かされたわけですが…まあいいやーって感じですw
それぞれの経験、思いを語り合いました。
みんな話うまいなーと思いながら喋ってました。
義足の4人は左から、
村上清加:大腿義足アスリート
鈴木徹:下腿義足(走高跳)アスリート、パラリンピック4大会連続出場
角晃一郎:大腿義足、義肢装具士
野田隼平:股義足
みんな話うまいなーと思いながら喋ってました。
義足の4人は左から、
村上清加:大腿義足アスリート
鈴木徹:下腿義足(走高跳)アスリート、パラリンピック4大会連続出場
角晃一郎:大腿義足、義肢装具士
野田隼平:股義足
パネルディスカッションでは鈴木君の「義足の感覚が鋭くなってきていて、どこを触られたかわかる」という話は自分も同じで、年々感覚が鋭くなってきていると思います。
この話は興味深いのでまた書きます。
それから、プレゼンターとして登壇者の方に記念品の贈呈係をしたり、会場内を普通にうろうろしたり。
この話は興味深いのでまた書きます。
それから、プレゼンターとして登壇者の方に記念品の贈呈係をしたり、会場内を普通にうろうろしたり。
「それだけで義足を使っている患者さんがどういう経過をたどるか伝わる」、という新藤先生の意図があったようです。
実際、会場内ではたくさんの先生方に声をかけられ、お話をさせて頂きました。
夜は先生方との食事。
外傷に関わる先生方は、脚を残すか落とすかという選択を迫られた際の葛藤を常に抱いておられます。
義足ユーザーの自分にできることは、切断した場合こういう形になるという一例を示すことで、医師あるいは患者さんが、患者さんにとってよりよい選択をするための情報を提示することだと思っています。
義足ユーザーの自分にできることは、切断した場合こういう形になるという一例を示すことで、医師あるいは患者さんが、患者さんにとってよりよい選択をするための情報を提示することだと思っています。
そして、嬉しいことに自分の事故当時の担当医の先生も学会に参加されていて、ゆっくりお話することもできました。
先生方は命を繋ぎ止めてくれた、自分にとってのヒーロー。