越智貴雄写真集「切断ヴィーナス」5/29発売!自信と魅力に溢れた義足女性たち。

障害者スポーツを撮り続けている写真家、越智貴雄さん。
越智さんは臼井二美男さんが作る義足、そして臼井さんが作る義足を履き、自信と魅力に溢れた女性達に魅せられ、義足ユーザーの女性を撮る「切断ヴィーナス」のプロジェクトを続けてこられました。


その「切断ヴィーナス」プロジェクトをまとめた写真集が5/29発売されます。

 

Amazon.co.jp: 切断ヴィーナス: 越智貴雄: 本
http://www.amazon.co.jp/切断ヴィーナス-越智貴雄/dp/4834401391

20140511_01

 

被写体の女性は自分もよく知る義足仲間たち。
写真からは越智さんが語るように彼女たちの自信と魅力が伝わってきます。
純粋にカッコいい、と思います。

Amazonからは予約もできます。
是非手に取り多くの方に見て頂きたいと思います。


ここで、障害について自分の考えを少しお話しします。
 
障害の捉え方は人それぞれだと思います。
実は自分は「障害は個性」という言い方が好きではありません。
「個性」という言葉は本来プラスもマイナスの意味合いも持たない「特徴」なのですが、ポジティブな意味合いで使われることが多く、「障害は個性」と障害をポジティブなものとして表現することには違和感があります。

本人が前向きに生きていく上でその捉え方がプラスになるのであれば、その考え方を否定はしませんが。

今回被写体として登場する彼女たちは義足を隠そうとはしておらず、義足を誇らしげに見せていて、義足であることも含めて自分を肯定する姿には共感します。
自分も義足であることを隠すつもりはありませんし、マイナスの感情は持っていません。
自分もそうでしたし、そこに至るまでには人それぞれ様々な思いがあったと思います。

障害そのものはポジティブなものではない。
切断し、脚がないということもポジティブなことではない。
かといって必要以上にネガティブになる必要もない。自分の脚でもある義足は好き、というのが自分の率直な思いです。

眼鏡のようなものかな、と思います。
ものが見えにくい、ということ自体はポジティブなことではありませんが、眼鏡が好きな人は多いでしょう。
それに似ているように思います。

義足を見せることに躊躇のない自分や写真集に登場する女性たちの思いとは違って、義足であることにコンプレックスを持っているユーザーも数多くいますし、その方々の思いも理解はできます。

しかし、コンプレックスを持って生きていくよりも、義足を好きになり、恥ずかしいことでも隠すことでもない、と感じてもらえれば、きっと気持ち的に楽になります。

「切断ヴィーナス」写真集に登場する被写体の義足ユーザーの姿を通じて、それを感じて頂ければ、前向きに生きていくきっかけとなると思いますし、そう感じて頂ければと思います。

それはきっと、越智さん、臼井さん、そして被写体の義足仲間の思いでもあります。

是非、写真集「切断ヴィーナス」手に取ってみてください!



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