第18回日本外傷集談会(JOTS)セミナー。「切断者の視点から考える」

日本外傷集談会(JOTS)のセミナーに参加してきました。
テーマは、「切断者の視点から考える」。
参加者は切断する側の整形外科医の先生方です。

今回は、切断後の予後の情報が医師の側に届いていないという課題を踏まえ、義足となった場合に辿る経過、そこに問題点、改善点はないかを切断者側の視点からフィードバックするという企画でした。

かつて自分も参加したNHKの番組企画内の義足の路上ファッションショーを代表の先生がたまたま見かけ、ずっとこういった場で紹介したいと思い続けて頂いたことから実現しました。

やっと実現しました。
思いをもち続けて頂いて、感謝です。

自分達も、切断する医師の方々に切断後の予後について知ってもらいたいと常々思っていたこともあり、喜んで参加させて頂きました。

金曜日夜、仕事終わりに山形移動です。

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内容は、
・義足リハビリの現状とトピック:PTさんの講義
・切断者の視点から考える:義足ユーザーのパネルディスカッション
・切断者モデルによる歩行実演

参加されている先生方は意識も高く質疑応答でも活発な議論が交わされました。
切断するか否か、切断するならどのような切断が好ましいのか、都度悩まれている様子が伝わってきました。

股義足の症例は少ないため、多くの質問を頂きました。
質問や歩行&走行のデモによって義足に関する認識が変わるきっかけとなればと思います。
自分も歩き、走ってきました。
股義足に関しては情報が少ないこともあり、自分の話や歩き&走りは関心、驚きを持って迎えられました。

また、その後の懇親会。
食べきれないぐらい山形の美味しいもの、頂いてきました!
お腹いっぱいです。
芋煮。

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そして米沢牛!

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ここでも先生方に囲まれ、ユーザー一同質問攻め。
先生方の熱い思いが伝わってきました。

「認識が変わった」「どんな講義より有意義だった」との感想も頂き、ほんとに有意義でやってよかったと思います。
今回参加されていた患者のためによりよい対応をしていくための高い意識を持った先生方との情報交換はほんとに実りが多いです。

ある先生の「(常に切断が最善というわけではないが)これ以上にならなければ再建する意味がない」という言葉は自分達にとっても衝撃的で、認識が変わりつつあるな、と感じることができました。

自分も常に切断が最善の選択というわけではないと思いますが、切断して義足となった場合、こんな可能性もあるということを提示することは重要であると思います。

「また参加して欲しい」というお言葉も頂き、「是非!」という感じです。

これからもこういった活動は続けていきたいです。
楽しみです↑


余談ですが、山形から東京への帰りお土産屋にて。

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日本中、くまモンだらけ。
ご当地くまモンとか、意味がわかりません。
お前のアイデンティティは何なんだ…

完全に余談です。
失礼しましたw

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コメント

  1. 臼井さん より:

    お疲れ様でした。最近の義足とリハビリの現状を知っていただけたようですね。野田君の上等な歩行は可能性の紹介になったと思います。

  2. 野田 隼平 より:

    ありがとうございます!
    義足の可能性を医師の先生方に知って頂きたいということは前からの願いだったので、アピールできてよかったと思います。
    教室の狭い中でしたが少し走ってもみましたー↑

  3. MC より:

    お疲れさまです。義肢装具(ユーザー)分野と医療の連携、情報共有はとても重要なことと思います。Dr.は義肢に関する知識を意外に持っていないものですよね。
    米沢牛、美味そうですね!

  4. 野田 隼平 より:

    切断後に社会復帰して、病院との接点がなくなってしまうと医師の側へのフィードバックがなされないことが多いので、なかなか難しいようですね。

    しかしそこに問題意識を持たれているたくさんの先生方がおられるということは、今後いい方向に進んでいく足がかりになりますよね。

    米沢牛美味しかったですよ〜。
    自分は東北初めてだったんですが、食べ物美味しいんですね!