パラスポーツは将来性No.1!パラ陸上を知って、楽しむための基礎知識。

ご存知でしょうか?

パラスポーツが様々なスポーツの中で今後最も成長する可能性が高いという調査結果があることを。

【出展】AZrena

こちらのサイトに詳しく調査結果が解説されています。

障がい者スポーツが将来性NO.1!パラリンピックの”五輪を超える”魅力とは?

2020年東京パラリンピックでは、今よりもっと注目度は高まってきているのは間違いなく、今からパラスポーツ、パラ陸上に目をつけておくと、その成長を目の当たりにできるチャンスともいえます。

今回はパラ陸上を楽しむ上で必要になる基礎知識をまとめてご紹介します。

パラ陸上を知れば、パラ陸上をより楽しめる。

ぜひより知って、より楽しんでください。

今週末開催される日本パラ選手権は絶好のチャンス。

ぜひ大会にお越しください!

6/10,11は日本パラ陸上選手権@駒沢へ!T42男子初の予選開催&股義足同士の争い。
日本パラ陸上競技選手権大会が6/10(土)、6/11(日)に東京駒沢オリンピック競技場で開催されます! 世界選手権を7月に控え、調...

知るほどおもしろい、パラ陸上の基礎知識

最近日本パラ陸連のサイトがリニューアルされ、一般の方にもかなりわかりやすく情報が整理されたので、パラ陸連の基礎知識をまとめてご紹介します。

JPA日本パラ陸上競技連盟(パラ連盟)公式サイト

まず、パラ陸上では、陸上競技のルールに障害があることを考慮した独自ルールが追加になっています。

最も大きな独自ルールは障害の程度ごとに競技を行うクラス分けでしょう。

同じ競技でもクラスごとに別に競技を行い、それぞれで順位がつくため、例えば同じ100mでも10〜20ほどのレースが開催されます。

またたとえば、視覚障害のクラスでガイドがついたり、投擲競技で投擲台と呼ばれる台を使うなどの独自ルールも存在します。

こちらの「パラ陸上競技公式ガイド」にクラス分け、そしてクラスごとに存在する独自ルールなど、コンパクトにまとめられています。(p8以降がわかりやすいです!)

出展:パラ陸上競技公式ガイド〜よくわかるパラ陸上競技の世界〜

クラス分けと独自ルールについて簡単にご説明します。

パラ陸上最大の特徴、クラス分け

すべての選手は何らかの障害を持っています。
そして、競技能力は障害の種類や重さによってまったく異なります。
障害クラスは、運動能力が同じ程度の選手同士で競えるように障害を分類したものです。

障害クラスは3桁の表記でしめされます。

20160827_01

自分の場合、障害クラスは「T42」です。
それぞれの桁の意味は、
障害の種別:T(トラック競技)
障害の種類:4(切断、機能障害)
障害の重さ:2(大腿切断と大腿切断に相当する他の障害を持つ者)

40番台、切断、機能障害について少し詳しく説明します。

T/F40-41
低身長のクラスです。トラック種目に出場している選手は少なく、多くの選手はフィールド種目に出場しています。

T/F42, 43, 44
脚の切断、または機能障害のクラスで、義足の選手はここに分類されます。
機能障害は障害の重さに応じて義足と同じ42-44のクラスに入ります。
42-44で脚があるのは機能障害の選手です。

T/F45-49
腕の切断、または機能障害のクラスで、義手の選手はここに分類されます。
機能障害は障害の重さに応じて義足と同じ42-44のクラスに入ります。
42-44で脚があるのは機能障害の選手です。

【参考】

パラリンピック陸上競技を楽しもう!ー障害クラスについて
楽しみな競技はたくさんありますが、自分も選手として取り組んでいて、知っている選手も多い陸上競技に注目していますし、見ていただきたいと思っ...

障害に配慮した独自ルール

基本的には通常の陸上競技と同じルールですが、障害に配慮した独自ルールの主なものを説明します。

独自ルールが多いのは視覚障害の中でも障害が重いT/F11-12クラス。

まったく、あるいはほとんど目が見えないため「ガイド」と呼ばれるサポーターがつきます。

T/F11-12(視覚障害)トラック競技
選手とガイドランナーが手を紐でつなぎ合い、声を掛け合いながら走ります。
ガイドランナーは選手を引っ張ったり、先にゴールしてはいけないルールになっています。

T/F11-12(視覚障害)跳躍競技
選手は「ガイド」「コーラー」と呼ばれるサポーターの手拍子と声に合わせて方向とタイミングをはかり、跳びます。
走幅跳では踏切板のあたりに白い石灰のようなもので幅をもたせたエリアがあり、その幅の中で選手は踏み切り、記録は選手が跳んだ足跡からの距離ではかります。
音を頼りにするため、競技中は観客含め音を立てず、静寂の中で競技が行われます。

T/F11-12(視覚障害)投擲競技
跳躍競技と同様に、「ガイド」「コーラー」と呼ばれるサポーターの手拍子と声に合わせて方向とタイミングをはかり、投げます。
音を頼りにするため、競技中は観客含め音を立てず、静寂の中で競技が行われます。

T30番台(脳性麻痺)、T50番台(車椅子)投擲競技
立って競技を行うことが難しい場合には投擲台と呼ばれる体を固定する器具の使用が認められています。
投擲台は選手それぞれ体にフィットしたものを自分で用意し、持ち込んだものを使用します。

短距離種目スタート(立位)
スターティングブロック使用とクラウチングスタートが通常のルールですが、難しい場合もあるため必須にはなっておらず、スタンディングスタートも認められています。
私はクラウチングスタートが難しいため、スターティングブロックを使ってスタンディングスタートをします。

より陸上に詳しい方であれば、詳細なルールはこちらを参照ください→「陸上競技規則 及び 規定 2016-2017

注目選手

最近は露出も増えてきたパラアスリート。

今年度連盟から強化指定、育成選手として指定を受けた選手は以下から参照することができます。

この中から多くの2020年東京パラリンピック日本代表が選出されることでしょう。

強化指定選手

育成指定選手

将来性No.1。今こそパラスポーツの成長を目の当たりにするチャンス

いかがだったでしょうか。

今回紹介させていただいた陸上だけではなく、各パラスポーツ種目でも、より多くの人に魅力を伝え、楽しんでもらえるよう次第に情報は充実し、整理されつつあります。

また、パラアスリートの各メディアへの露出も増えてきていますね。

様々なスポーツの中で最も成長するといわれているパラスポーツ。

今からパラスポーツを知り、成長していく姿を目の当たりにしませんか?

それでは、また。

コメント

  1. 山田 昇治 より:

    障害クラスも色々とありますね。
    今後、パラスポーツの変革を期待したいと思います。