ソケットを絞めて留めているバンドのマジックテープがへたって、すぐにばりっと剥がれてしまい踏ん張りが効かないような状態ではや数週間。
なかなか修理にいけないままなんとかやり過ごしてきました。
トラブル耐性がつくと、行動範囲はぐっと広がります。
股義足の場合、このバンドによって義足を体に密着させて(懸垂させて)います。
それぐらい大事なものなんですが、ますます症状はひどくなって2本あるうち下のバンドはほぼ留まっていない状態になってしまってました。
ソケットが安定せずぐらぐらするし、かなりのストレスです。
そんな状態で義足履き続けていたので、腰や肩、背中にも負担がかかるため、張りが出るようにもなってきていました。
トラブル耐性が大事と自分で言ったものの、やっぱり負担が大きいし、早く修理に行くにこしたことはありません。
そして先日、やっと仕事の都合をつけて鉄道弘済会に修理に行くことができました。
まっさらなバンドに交換です。
修理にかかった時間はわずか10分程度でした…
ほんとに早くいけばよかった。
バンドを交換した義足を履いてみて。
体に義足がついてくる!
踏ん張れる!
気持ちいい!
通常の状態に戻っただけなのに軽く感動してしまいました。
ついうれしくなってリハビリ室をうろうろ。
やっぱり調子悪くなったら早く修理、調整行くべきですね。
反省しました。
ちなみにこのリハビリ室。
自分にとっては義足で歩くことを取り戻せた原点ともいえる場所。
来るたびになつかしくも落ち着く場所で、ついつい長居しちゃいます。
リハビリ室にこんな気持ちを抱くなんて私おかしいんでしょうか…
ちなみにこのリハビリ室、私は「世界一歩きやすい場所」と呼んでいます。
床にクッションが入っていて、絶妙な柔らかさなんです。
特にはじめての義足リハビリするには最適な環境ですね。
最近、鉄道弘済会に行くたびにこのブログを見てくださっている方にお会いするのですが、今回もお会いすることができました。
自分が発信している情報が役に立ったという声を聞かせていただけるのは、自分にとって励みになっています。
やっててよかった。
これからも続けますよ。
コメント
私は丸5年義足生活ですが、装具士さんから私は、”細く長断端のため下腿用ライナーのICEROSS(縦伸び易い)しか合わない”そうです。
但し、そのライナーも折り返して履いていることもあり、1ヶ月ほどで伸びてどうしても歩行が難で健足側は疲れてばかり。
どなたか、同じ体験の方などおりませんか?
また、居らしたら良い方法を教えて下さい。
大腿義足で下腿用のライナー使ってる人はいますね。
ライナー余る人は切ったりしてるみたいですよ。