【追記:エイプリルフールネタです】
股関節から切断した私にとって物理的なハードルが極めて高く、不可能だとなかば諦めていたこと。
シコをふむ。
しかしどうしてもあきらめきれず、協力してくれる仲間と工夫を重ねた結果、長年の悲願だったシコがふめるようになったことをご報告します。
極めて高いハードル
股義足は構造上、股関節が前後にしか動かせません。
シコをふむには股関節を横に開く動作が不可欠。そのため構造上、極めて高いハードルがありました。
そのハードルを、長年あきらめず協力してくれる仲間とともに工夫を重ねることで、横に開く動作が可能になりました。
外装をつけるか、つけないか?
もう一つ、頭を悩ませる問題がありました。
それは外装をつけるかつけないか。
外装を外した方が義足をアピールでき、見た目にインパクトがあります。
しかしここで問題が発生。
外装をつけないと、足の付け根部分が骨組みだけとなってしまい、まわしがずれてしまう可能性が非常に高い。
まわしがずれる…これはご開帳の大惨事。
逮捕されかねません。
ということで、やむを得ず外装を付ける選択をすることにしました。
股義足史上初の土俵入りへ
こうしていくつものハードルをクリアし、土俵入りの準備が整いました。
股義足史上初の土俵入り。
ぜひ多くの方に披露させていただきたい。
いざ大分場所へ。
乞うご期待。