このブログでは、色々と義足生活にまつわる話をさせて頂いています。
義足生活についてのこと、工夫してること、気をつけていることなど。
このページでまとめていきますので、義足生活の参考にして頂ければと思います。
(内容は随時追加していきます)
目次
また、別の見方で義足生活で困ったりめんどくさいことはこちらにまとめています。
一日の過ごし方
切断されたばかりの方、入院中、療養中の方にとってこの先どのような生活を送ることになるのか?不安に思われることが多いと思います。
そこで、自分のとある一日についてご紹介します。
忙しい時で多少極端な例ではありますが、一例としてご参考までに。
上記の平日編に続き、とある休日についてご紹介します。
何でもない休日の話で、私の生活になんて興味ないかも知れませんが、ご参考までに。
幻肢痛
切断者の多くの方が感じる幻肢と幻肢痛。
切断当初、幻肢痛には悩まされるケースが多く、ご相談もよく頂きます。
(特に幻肢について)個人差が大きいようですが、自分はこう考えています。
また、幻肢痛がひどい時の具体的な対策として、貼るカイロなどで断端を温めてみると症状は緩和されることがわかりました。
上の記事で書いたことは間違っていないと思うのですが、新たな事実が発覚。
寝ている最中も幻肢痛はきていて、私はそれでもお構いなしに寝ているようです…
鈍感力こそ一番の幻肢痛対策、というのは正しい気がします。
できれば苦労しない、と言いたくなるでしょうが…
生活にまつわること
トイレ
義足履いて生活する上でまず疑問に思い、よくご相談も頂くトイレ。
通勤
義足になって一番不安なことは通勤でした。
通勤が少しでも楽になるように自分なりに工夫していることです。
うっかりラッシュに巻き込まれてひどい目に遭ったので、お気をつけください。
電車、バスの座席
義足ユーザーでときおり話題になる、席を「ゆずられるか」「ゆずってもらうか」のと。
自分はこんな風に思っています。
旅行
https://gohdp.net/travel/
義足にまつわること
義足作り替え手続き(判定)
ソケットが合わなくなったり、修理や部品変更などで作り替えを行う際には、障害者総合支援法の補装具費の支給を受けることができます。
その際の手続きについてまとめました。
労災の場合、18歳未満の場合は手続きが異なるので、申し訳ございませんが義肢装具士さんなどにご確認ください。
義足調整
ソケット調整
外装新調
微調整
義足の調整はとても微妙なものです。
ちょっとした条件によっても歩きやすさは大きく左右されますし、どんな状況にも対応できる状態にするのは非常に難しいです。
その中で折り合いをつけていく必要があるので、私は小さな微調整であればある程度自分で対応してします。
体にまつわること
持久力
よくご質問頂く義足をどれぐらいの時間つけているか、どれぐらいの距離(時間)歩けるか、についてです。
身体のケア
義足履いていると、多少なりとも身体に負担がかかります。
ずっと続いていく義足生活は何十年にもなるので、身体のケアは重要と考えています。
断端の傷
義足を使っている以上、断端に傷ができてしまうことはどうしてもあります。
そんなときは義足をなるべく履かずに傷が治るのを待つのが一番なのですが、そうも言ってられないので、傷ができてしまったときの対処と予防策について自分がやっていることを紹介します。
靴にまつわること
靴の話(普段履き)
是非お試しを↑
ビジネスシューズ
普通のビジネスシューズの膝折れしやすさったらないです。
ふだん履きのスニーカーと比べるとパフォーマンスは6割ぐらい(自分比)ですよ。
しかしいろいろ試し続けてようやくビジネスシューズ問題も解決しました。
ここまでの道のり、長かった…
服にまつわること
服選び
義足生活の悩みの一つ、服選び。
自分は義肢装具士さんに色々わがまま(?)言って対応して頂いているので、あまり制限はないのですが、気を遣うポイントはあります。
パンツ選び
参考にして頂けると報われますw
ものにまつわること
家にあった方が便利なもの。
義足生活で家にあった方が便利なものを紹介します。
自分はものを置きたくないタイプなので最小限にしようとしていますが、考え方によって自分のスタイルを作っていって頂ければと思います。
ふだんの持ちもの
義足で歩くときは、絶妙なバランスが要求されます。
それが、重いものや大きいものを持つと絶妙なところで保っているバランスが崩れてしまうんです。
なのでできるだけものは持ちたくない。
ふだんの持ちものをできるだけ少なく、身軽にしているのはこのためです。
荷物が大きくなったら、キャリーバッグにするとまだましですね。
また、必ず持ち歩くもの、何かあった時に備えて持ち歩いているものがあります。
私が義足生活8年間で考え抜き、独断と偏見で選んだ3つの必須アイテムがこちら。
考え方
「もしかして」への割り切り
義足で生活していると、「こけるかもしれない」をはじめとする「…かもしれない」という心配ごとはつきものです。
それらの心配ごとに対してどう考え付き合っていくか。
自分は低い確率の「もしかして」を心配するより、割り切ってより便利な方を選んだり思い切ってやってしまうという方が自分には合っているようです。 こける頻度や「もしかして」への割り切り